あなたの言葉がわからない Ich verstehe Sie nichtあなたの言葉がわからない Ich verstehe Sie nicht
Alltag von eine Cembalistini
ドイツ語と日本語で綴る チェンバリストのブログ
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人言春雨好 更好晩来晴
樹色通簾翠 煙姿著物明
得泥初燕喜 避弋鴻軽
誰見危欄外 斜陽尽眼平
訳
人は言う 春雨が良いと だがその夕方晴れたら尚良い
木々の色はのれんごしに緑色に染まり もやは切れ切れにあたりの物にかかり次第に消えて行く
解けた泥をもって来たばかりのツバメは喜び いぐるみからのがれるように雁は身も軽く去って行く
みてごらん、この高楼のてすりの外を 夕日が目に一杯真正面に見える
By蘇舜欽(北宋の人)五言律詩
~NHKカルチャーアワー 漢詩への誘い~
夕立が止んだので散歩に行ったときの写真。夜8時近くやけどまだ日が高い。4月上旬のこの時間帯には綺麗な紫色を作っていたのに・・・
最近は夕焼けを見ることが少なくなった。家屋にいることが多い証拠だなぁ。
夜はキャビアの冷いパスタ。 ドイツキャビア4€の実力。 ふんだんに使ってもまだ余ってる~♪
パセリとオリーヴオイルと塩コショウ、レモン汁でいただきました。
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あったかくなってちょっと散歩にいったときの写真。↑新市庁舎 全貌を撮ったのは初めてだったかにゃ? とにかくこの市庁舎はLegoのお城みたい。
快晴の日が続くと早起きも悪くない。近くの公園のベンチでちょっとお休み。公園はバーベキュー隊や学校の遠足、ローラーブレード隊、日光浴する人などなど、活気に満ちてきた。春雨も良いけど自転車乗ってるときは嫌だな・・・あ、でも基本的にやっぱ春雨が好きかも。あの煙ったかんじとか、花びらが水溜りにおちるとことか。
歴山 于欽 (七言絶句)
済南山水天下無 済南の山水 天下に無し
晴雲暁日開画図 晴雲暁日 画図を開く
群山尾岱走河東 群山 岱に尾いて(したがいて)河東に走り
鵲華落星青照湖 鵲華 星落ちて 青い湖を照らす
訳:済南の山水は天下に二つとない
晴れわたった空に朝日が昇り、さながら絵を広げたようだ
群山は泰山に従って黄河の東に連なり
鵲山と華不注山には、星が沈んで、空の青が湖に映える
~ NHK漢詩への誘いより ~
星落ちるってのがちょっと意味不明・・・と思ったら、ああなるほど。朝が来ることをさしてるんではないか、と解釈してみました。ははぁ。なんかまるで湖に星が溶け込むかのよう・・・
題:飲湖上初晴後雨 湖上に飲す 初めに晴れ後に雨ふる (蘇軾) 七言絶句
水光瀲灔晴方好 水光 瀲灔(れんえん)として晴れて方に良く
山色空濛雨亦奇 山色 空濛(くうもう)として雨も亦奇なり
欲把西湖比西子 西湖を把って西子に比せんと欲すれば
淡粧濃抹総相宣 淡粧濃抹 総て相宣し
訳:水の光はさざなみを浮かべ晴れたときの景色はまさに素晴らしい
一方、霧のように山をつつんだ雨の景色もまたひときわのながめだ
晴れても雨でも美しい西湖の姿を、いにしえの美女西施にたとえて見るならば
薄化粧、たんねんな化粧、なべてみな風情がある
瀲灔=さざなみを例えたもの。 空濛=霧や細雨につつまれて視界がぼんやりけむるさま
~漢詩紀行より~
何故か急に琵琶湖を思い出してみたくなったので湖に関する詩をご紹介。滋賀県出身の方、大津から見る琵琶湖、彦根から見る琵琶湖、湖北のほうから見る琵琶湖、八幡方面から見る琵琶湖。色々ありますがあなたはどんな琵琶湖が好きですか?
私は湖岸道路から見る琵琶湖がもっとも馴染みのある琵琶湖デス。左に田んぼ、右に琵琶湖のあの風景・・・
碣石山人一軸詩 碣石山人一軸の詩
終南山北数人知 終南山北 数人のみ知る
擬看青龍寺裏月 青龍寺裏の月を看んと擬すれば(ほっすれば)
待無一点夜雲時 一点の夜雲無き時を待て
訳:碣石山人と号する私の詩集
広い長安で数人にしか評価されぬ
青龍寺の月を眺めたいならば
夜空に雲一つ無くなる時を待たれよ
賈島は科挙に失敗しつづけ(後年は韓愈によって官吏となるが)ついに僧侶となって無本と名乗り青龍寺に居住した。終南山北は長安のこと。月は自分の才能のこと。 ~NHK漢詩への誘いより~
なんかこの詩を詠むと身近な誰かを思い出す。いるよね、こーゆー人。才能があってがんばってもいるのに認めてもらえない人。月って運のことでもありそう。
終南山北数人知 終南山北 数人のみ知る
擬看青龍寺裏月 青龍寺裏の月を看んと擬すれば(ほっすれば)
待無一点夜雲時 一点の夜雲無き時を待て
訳:碣石山人と号する私の詩集
広い長安で数人にしか評価されぬ
青龍寺の月を眺めたいならば
夜空に雲一つ無くなる時を待たれよ
賈島は科挙に失敗しつづけ(後年は韓愈によって官吏となるが)ついに僧侶となって無本と名乗り青龍寺に居住した。終南山北は長安のこと。月は自分の才能のこと。 ~NHK漢詩への誘いより~
なんかこの詩を詠むと身近な誰かを思い出す。いるよね、こーゆー人。才能があってがんばってもいるのに認めてもらえない人。月って運のことでもありそう。
秋 秋 秋です。9月に帰ってきた時点でもう枯れ葉がすごかったけどまだまだ落葉は降り積もります。道が見えなくなるほど。
ちょっと秋の詩でも載せようかと思ったのですが、秋って何でこうも寂しい詩しか無いんでしょうか・・・・。
登幽州台歌 陳子昴 幽州の台に登る歌 陳子昴(ちんすこう)作
前不見古人 前に古人を見ず
後不見来者 後に来者を見ず
念天地之悠々 天地の悠々たるを念い
独愴然而涕下 独り愴然として涕下る
訳:わが前に古の人々は見えず
わが後ろに未来の人々は見えない
ただ天と地のみが永遠であることを思い
私はひとり悲痛の思いにたえられなくなり涙が頬をつたうのであった
ちょっと前まではこんな気持ち。独りでチェンバロやってた気がしてた。いや、古人はいるけど・・・なにぶん偉人すぎて見えるところにいらっしゃらないという・・・前2行の詩を、私の場合は、見ていなかった、と訳すほうが適切なのである。どんだけ世間知らずで何もできない自分だったか、あーもう呆れるよ。
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Ganmo
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非公開
職業:
学生 studentin
趣味:
読書、料理 lesen,Kochen
自己紹介:
ドイツに留学中の音大生。日記内は音楽のことよりも笑いのネタばっかり。勉強の為にドイツ語と日本語で日記書いてます。Seit schon lange bleibe ich in Deutschland,aber kann noch nicht gut Deutsch sprechen.Trotzdem versuche ich auf Deutsch zu schreiben.
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