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あなたの言葉がわからない Ich verstehe Sie nichtあなたの言葉がわからない Ich verstehe Sie nicht
Alltag von eine Cembalistini ドイツ語と日本語で綴る チェンバリストのブログ
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夏・・・・ドイツは猛暑が続いていた。

私は予定していたことがすっかり無くなりまして、ライプツィヒで自堕落な生活をおくっていた。一日に一回の食事、一日に自転車で学校と家とを一往復するだけの運動量・・・・・。それもこれもこの夏の旅行に備えて。
なんせアイルランド→エジンバラ→ロンドン→ベルギー の旅を画策していたからなのですじゃ。

8月に入ると家を掃除し始め、友人を迎え入れる準備をした。
13日に友達と会う。
その詳細は面倒臭いので彼女のブログで ↓ ↓
http://moicojo.blog59.fc2.com/blog-entry-609.html
http://moicojo.blog59.fc2.com/blog-entry-610.html
http://moicojo.blog59.fc2.com/blog-entry-611.html

さてはて、15日の朝にベルリンのシューネフェルト空港で友達Mさんの妹Hちゃんと合流し、アイルランドはダブリンへ飛びました。 格安航空会社のライアンエアーを利用。
Mさんが曰く 、ライアンエアーは悪どいので有名! だと。

ライアンエアーとはありとあらゆるコストを削減して、利用客に格安な航空チケットを提供する航空会社である。
安いからには何かしらのカラクリがある

― チケットはeチケットのみ。各自で印刷する
― 座席はエコノミーのみ(席を指定する場合は有料)
― 機内サービス(毛布、食飲料など)は有料
― 荷物預かりも有料 などなど

今回乗ってみて感じたこと。それは効率の悪さ。
手荷物は規定の大きさのものであれば全員持ち込むことができる。が、荷物預かりが有料な為、皆がギリギリの大きさでしかもパンパンに中身を入れて持ってくるのである。そして問題は指定席が無いことで、ウロウロする客が続出し、荷物を棚に入れるにしても自分の座る席の真上の棚が空いてないからまたウロウロすることになる。結局、狭い機内での渋滞は避けられない。
しかもトイレに行きたい客がシートベルト着用サインを無視してトイレに駆け込むことを許してしまう。何の為のサインなのか? トイレを有料化する、という話しも案外良いかもしれない(笑)

それでも皆、安く利用したいので目を瞑るのであろう。私はそれで良いと思う。





アイルランドではワーホリで滞在中の友人Sさんとも合流することに!! 


ここらへんのこともMさんがよくまとめてくださったのでどうぞ 

http://moicojo.blog59.fc2.com/blog-entry-612.html

それで? 私は何をするのかって?
そうじゃなぁ・・・アイルランドで感じたことでも綴っておくか。

一応、二度目のアイルランド訪問だった。けれど最初の訪問時はまだまだ脳味噌が子供だった。

過去のアイルランド旅行記事

http://verstehenicht.blog.shinobi.jp/%E6%97%85%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%9F%E3%80%80reise/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E6%97%85%E8%A1%8C%EF%BC%81%EF%BC%81%20reise%20nach%20irland

アイルランドが過去、貧困国だった、っていう面影は無かった。もちろん街中に乞食はいたし、スラム街も私が見ていないだけで、あるだろう。 けれどダブリンの街中は古いけど美しく保存された建物があり、観光客がいる。道路も石畳も綺麗に敷いてあってヨーロッパの一都市として立派。若い観光客が多かったのに治安は良さそうだ。

アイルランドの強みは・・・・
―EU圏唯一の英語圏である(お隣のイギリスに会社を作るより安く済む)
―ケルト文化を愛する欧米の人々は実は多い。ドイツ人は老若男女問わずアイルランドけっこう好き
  音楽、踊り、生活様式、手芸などの伝統工芸、酒など欧米人の心をくすぐる何かがある。
―島国であるため、入国管理がしやすい(不正入国してくるような国がまわりにない)

EUの中で唯一の英語圏であり、教育レベルの高さを生かせて日本からも留学生を増やしていければいいな。(ヨーロッパの非英語圏の人は早くからアイルランドに注目しているのに勿体無い!)

郊外は庭付き一戸建ての家が多く見えたのも印象的。ぽつん、と家があってあとはだだっ広い草原と石垣が広がるっていう光景。

ダブリン空港に着いて早々ユースホステルで荷物を預け、アイルランドのナショナルギャラリーへ!木曜日は夜20時まで開いている。 美術館内は新しく、展示室自体は他の国立美術館より狭く感じるも、ゆっくり鑑賞できた。
無料の上、名作が多かった。
特にHendrick Avercamp(1585~1634)の氷上の情景があったのはびっくりした。
明るく、それでいて素朴な絵。
File:Hendrick Avercam 045.jpg

今回の旅はMさんにとってはフェルメール巡礼であったかもしれないが、私にとってはブリューゲル父・子巡りでもあった。



美術に詳しいMさんとSさんがいたので勉強になりました! ツッコミながらの絵画鑑賞が楽しかった、ありがとう。
ヨーロッパ絵画を見る上で宗教、神話、建築は欠かせないテーマですな。

そして、最近彫刻にはまっているGanmoは、彼のあまりにも寒そうな表情に身震いした!



大学でジェスチャーの授業を受けたので体の仕草がすごく気になります。

                 
ダブリンのパブ街は昔通ったまんまにカラフルで、夜には音楽も楽しめる。

美術館、市内観光、お土産を少し買って16日の昼にはアイルランドを西へ横断。ゴールウェイでバスを降りた後、アラン諸島行きのフェリーが停まる港へ。


ぐわんぐわん揺れて気持ち悪かったけど、船は格好良いし、波は鉛色で美しかった。

IMG_7921.jpg(Sさん画)

3つの島からなるアラン諸島だが、今回訪れたのは諸島最大のイニシュモア島
キリスト教自体は5世紀ごろに伝来されているので、島にも十字をもった建物があった。




自転車を借り、皆でサイクリング。強い風に煽られるが、この日の天気はアイルランドにしてみれば上々。




柵もなんにも無しの崖までこれるのがドン・エンガスの魅力。もう少し風が強かったら私なんぞは飛ばされて海のモズク・・・。
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無題
高いところが苦手な父がブログみて
「なんて危険なところに行ってきたんだ!」とびっくりしてたよ(笑)

いやーすごかったね。
あれ以上の風景は、うちが行きそうな所ではもうお目にかかれないような気がする!
ほんと貴重な体験をさせてもらった〜。

子供用自転車で頑張ったもんな!
サイクリング!(笑)
Moi 2013/09/24(Tue)23:52:33 編集
無題
コメントありがとー☆
ブログのリンクも勝手に載せちゃいました。
Ganmo 2013/09/25(Wed)02:11:37 編集
Profile*プロフィール
HN:
Ganmo
性別:
非公開
職業:
学生 studentin
趣味:
読書、料理 lesen,Kochen
自己紹介:
ドイツに留学中の音大生。日記内は音楽のことよりも笑いのネタばっかり。勉強の為にドイツ語と日本語で日記書いてます。Seit schon lange bleibe ich in Deutschland,aber kann noch nicht gut Deutsch sprechen.Trotzdem versuche ich auf Deutsch zu schreiben.
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